消費者がかわらなきゃ!!
No56 生きているうちに燃料電池車に乗れるかな?2004・7・4
自動車マニアではなくて、生活のため車を使っている一般的なユーザは大体10 年に一度くらい買い換えをすると思います。
我が家では去年が買い換えの時期だったので、できれば「プリウス」を買いたかった けど資金的理由(これがメイン)と燃費(言い訳)を考えて「ヴィッツ」にしました。
その前に乗っていた車がけっこう大きな車だったので、使うガソリンの量は確かに減 っているけど、燃費が宣伝されているほどいいのかどうか、不明です。なにしろ近場 ばかりで使っているので郊外を走るほど燃費はよくありません。
次に買い換えるのは少なくとも8年以上先ですが、次回こそ「プリウス」を買いたい。 そして次々回、鬼が笑うような先の先の話ですが、しぶとく生きていて、かつ、燃料電 池車の値段が庶民の手の届く範囲になっていれば、華々しく「燃料電池車が最後の車〜 脱ガソリン車」としたいものです。
我が家の車が燃料電池車になるのは予定では2020年前後。 そして、政府の2020年の導入目標は500万台、研究機関の予測では430万台。 水素ステーションの普及とか、一層の技術革新とかクリアしなければならない壁はいいろありますが、一番のネックは何といっても「価格」でしょう。
1億円の燃料電池車では誰も買わない。1千万円の燃料電池車でも買う人はほとんど いない。500万円でどうかな?まだ高い。せめて現在のプリウスレベルの値段になってほ しいものです。
田舎で暮らしていると車は不可欠(とはいわないけどあった方が便利)なので、環境 に悪い車ではなく、少しでも環境に与える負荷の少ない車を選択したい〜というのが 「地球環境といいながら、車を毎日に乗っているフトドキ者」のせめてもの罪滅ぼしす。
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燃料電池車では日本のメーカーが大きく先行しているのですね。すでに1億円超の燃料 電池車(当然官邸などを対象に数台リース販売しているだけですが)を作っているトヨタ
やホンダに続いて日産も燃料電池開発に踏み出したようです。
車好きのゴーンさんが、「ルネッサンス―再生への挑戦」のなかで、「環境だけで車 の将来は語れないが、環境対策抜きの自動車の将来もない」という趣旨のことを書いて いました。
これまでの5年間で燃料電池車の研究開発費として850億円投資しているそう ですが、今後の5年間で500億円投資して、2007年度までに搭載車を実用化する方針だそ うです。
「技術が温暖化を防ぐ」と主張する人も多いし、原子力に完全代替できるのは「水素 エネルギーではないか」と素人なりに考えているので、この分野での研究開発や販売促 進への政策などが充実されるといいな、って考えています。
そして、老後は屋根には太陽光発電、そして家庭用の燃料電池(こちらは実用化が車 よりずっと早そうです)を設置した家をリース使用したい(そんな新リース物件が出る ことを望んでいます)。リースというのも大切な方法で、いろんなところに引っ越しで きるように不動産も動産になっていいんじゃないかと思います。
ついでに、床暖房があるといいかな?それとも廃材バイオマス利用のペレットストー ブがいいかな?
車の運転がおぼつかなくなったら免許を返還して公共交通機関の発達したところに住 みたいけど、それまでは燃料電池車に乗った「元気なおばあちゃん」になって走り回 りたいものです(^。^)。